冬の乾燥に注意!
寒くなって夏のように汗をかかなくなるので、冬はどうしても積極的に水分を摂取する機会は減ります。
しかし、乾燥した外気や暖房の中で思ったより皮膚から水分は蒸散しているので、冬でも水分の補給は必要です。
人間の体内では1日に汗で100㏄、汗以外の皮膚からの蒸散で900㏄は発散しており、排尿などの形で対外に排出される水分の分が加わると冬場でも1日1200㏄程度の水分補給が必要です。

寒さが厳しくなると、お茶やコーヒーなど温かい飲みのものが好まれるので、、夏に飲む麦茶やアイスコーヒーに比べて飲む量が少なく、総量として摂取する水分量が減ってしまいます。
忘年会などで飲酒が多くなる。アルコールは利尿作用と、アルコールを体内で分解される際に多くの水分を必要するので脱水になりやすいです。
飲酒時には同程度の水分摂取することが必要です。
冬はトイレに何回も行きたいたくないといいう理由から飲水しなくなるひとが多く、特に女性は要注意です。
また、冬の気温低下と乾燥のために脱水になると脳梗塞を起こしやすくなります。
人間の免疫活動はウイルスが侵入する口や鼻腔の湿度に左右されるので、乾燥していればそれだけ免疫活動は相対的に弱くなり、インフルエンザやコロナウィルスなどのウィルスに感染する可能性が高くなります。
冬には水分を少し多くだけ摂取することを心がけ、室内は加湿器などを使い湿度を保つようにしてください。
執筆者情報
日本とドイツの医師免許を持つ脳神経外科医
市村 真也(いちむら しんや)
- 医療法人慶真会 横浜フロント脳神経外科・泌尿器科理事長/川崎中央クリニック院長
- 開成高校卒・慶應義塾大学医学部卒
- 脳神経外科専門医・医学博士
- 月9ドラマ「ヤンドク!」脳外科医療指導
- テレビ出演多数
【保有資格・所属学会】
- 日本脳神経外科学会専門医
- 日本脳卒中学会専門医
- 脊椎脊髄外科専門医
- 日本脊髄外科学会認定医
- 日本がん治療認定医
- 日本神経内視鏡学会技術認定医
- 日本医師会認定産業医
- 日本医師会認定健康スポーツ医
- ドイツ医師資格
- ドイツ脳神経外科学会正会員
- ヨーロッパ脳神経外科学会正会員

