女性泌尿器科専門医による
女性のための泌尿器科外来
女性泌尿器科とは
女性泌尿器科では、女性特有の泌尿器系の疾患や症状を専門に診療します。
医療分野です。泌尿器科全般では、男女問わず腎臓、膀胱、尿道などの疾患を扱いますが、女性泌尿器科は特に女性の解剖学的特徴やホルモンバランスに関連する問題に焦点を当てています。
主に扱う疾患や症状
- 尿失禁: 咳やくしゃみなどで尿が漏れる「腹圧性尿失禁」や、急な尿意が抑えられない「切迫性尿失禁」など。
- 頻尿: 夜間や日中に頻繁にトイレに行く必要がある症状。
- 膀胱炎・尿道炎: 細菌感染や刺激による炎症。
- 骨盤臓器脱: 骨盤底の筋肉が弱まり、膀胱や子宮が下垂する状態。
- 間質性膀胱炎: 慢性的な膀胱の痛みや不快感。
- 膀胱過活動症: 急な強い尿意と頻尿。
- 尿道狭窄: 尿道が狭くなり、排尿が困難になる状態。
- 性器周辺の痛みや違和感: 尿道口や膀胱に関連する痛み。
特徴
女性泌尿器科では、女性特有のライフステージ(妊娠・出産、閉経、加齢)やホルモン変化を考慮しながら診療が行われます。
たとえば、出産後の骨盤底筋の弱まりや、閉経後のホルモン変化が原因で発生する疾患も多く含まれます。
診療内容
- 症状の診断(尿検査、超音波検査、尿流検査など)
- 保存的治療(骨盤底筋トレーニング、生活習慣の改善、薬物療法)
- 外科的治療(尿失禁手術や骨盤臓器脱の修復手術)
受診のきっかけ
- 尿が漏れる、または排尿に関して不安がある
- 尿の回数が多い、痛みがある
- 骨盤周辺に違和感を感じる
女性泌尿器科の専門医は、患者が抱えるデリケートな問題を適切にサポートするため、丁寧な診療とプライバシー保護を重視しています。気になる症状がある場合は、早めに相談することをお勧めします。
木曜日午前は女性泌尿器科専門医が泌尿器科外来を担当します
女性泌尿器科専門医が木曜午前中の外来を担当します。(2025年3月まで)
2025年4月以降は月曜日の午前午後の外来を女性泌尿器科専門医が担当します。
⼥性の泌尿器疾患の中でほとんどを占めているものは「膀胱炎」「神経因性膀胱・過活動膀胱・尿失禁」です。
実は膀胱炎は、「⼥性の3〜4⼈に1⼈は経験する」という⼤変ポピュラーな疾患です。
これらの女性に多い泌尿器科疾患を女性泌尿器科専門医が診察を担当します。