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尿勢低下・排尿困難

泌尿器科外来予約

排尿障害とは

「年を取ってきたせいか尿に勢いがない」、「排尿中に途切れてしまう」、「お腹に力を入れないとうまく出せない」など排尿時の症状を指します。悪化してくると尿閉となり下腹部痛や緊満感を生じて処置が必要になることがあります。またこれが慢性経過すると腎後性腎不全をきたすこともあります。

原因

  • 泌尿器疾患

    • 前立腺肥大症
    • 膀胱・尿道結石
    • 尿道狭窄
    • 神経因性膀胱
  • 神経疾患

    • パーキンソン病
    • 多発性硬化症
    • 脊髄損傷
    • 糖尿病性神経障害
  • 薬剤の副作用

    • 抗コリン薬、抗うつ薬、抗ヒスタミン薬など
  • 心理的要因

    • ストレスや不安

診断方法

  1. 問診
    症状、頻度、生活状況などを詳細に確認。

  2. 検査

    • 尿検査(感染症や血尿の確認)
    • 超音波検査(膀胱や腎臓の状態をチェック)
    • 尿流測定(排尿の勢いや量を測定)
    • 膀胱鏡検査(内視鏡で直接確認)

治療方法

  • 薬物療法

    • α遮断薬、5α還元酵素阻害薬、ホスホジエステラーゼ5阻害薬など。
  • 手術療法

    • 尿道や膀胱の異常に対する手術
    • 前立腺肥大に対する手術
  • その他の治療

    • カテーテル留置、自己導尿(尿閉の場合)
    • 電気刺激療法(神経調節)

特に尿閉の場合、進行すると腎臓に負担がかかり腎不全に至る場合があります。症状が現れた場合は早めに泌尿器科を受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。

 

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