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性感染症(性病)

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性感染症について

性感染症とは、人と人との身体の接触を通じてうつる病気のことを言います。これらの病気は、何も症状が出ないこともあれば、体に悪い影響を及ぼすこともあります。早く気づいて治療することが大切です。

 

性感染症にはどんな病気がありますか

  1. クラミジア感染症

    クラミジアは、クラミジア・トラコマチスという細菌によって引き起こされる感染症であり、性行為によって伝播します。尿道、膣、咽頭(のど)、肛門などに感染が発生することがあります。

    排尿時の痛みや男性の場合尿道から分泌液(透明、サラサラなことが多い)が出ることがありますが、症状が軽く感染に気がつかない場合もあります。感染してから症状が出るまでの期間は1-3週間程度とされています。

  2. 淋病(ゴノレア)

    淋菌によって引き起こされる感染症であり、尿道や子宮頸部、直腸などの粘膜に感染します。感染してから数日~1週間程度してから、排尿時の痛みや尿道から膿が出るなどの症状として現れます。

  3. 梅毒

    梅毒は、Treponema pallidumという細菌によって引き起こされる感染症であり、性行為によって伝播されます。感染してから数週間後に、性器・口・肛門など梅毒が感染した場所にしこりができます。しこりはしばらくする潰瘍ができ、治療をしなくても数週間で自然に消失しますが、体内には梅毒が残っています。

  4. ヘルペス

    ヘルペスは、ヘルペス・シンプレックス・ウイルス(HSV)によって引き起こされる感染症であり、性行為や皮膚接触によって伝播されます。性器ヘルペスは水泡や潰瘍を引き起こし強い痛みが出ます。症状がおさまった後もしばらくしてから再発することがあります。

  5. 尖圭コンジローマ

     ヒトパピローマウイルス(HPV)によって引き起こされる感染症であり、性行為によって伝播されます。性器や肛門周囲にイボができますが、痛みはありません。

  6. HIV/AIDS

    HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染症は、ウイルスによって引き起こされ、免疫系を攻撃し、最終的にエイズ(後天性免疫不全症候群)に進行します。HIVは血液や性行為、母子感染によって伝播されます。

 

性感染症の症状について

排尿時の痛みや性器からの分泌液が出て気づくことが多いです。感染の原因によっては、性器の潰瘍やイボなどがみられることがあります。

クラミジア・淋菌は比較的知られている性感染症ですが、近年は梅毒の感染者が増加しています。梅毒は性器のしこりや潰瘍が出てきますが、その後自然に消えてしまいます。しかし、梅毒が治ったわけではなく体内には潜んでいてその後全身に広がっていく病気ですので、症状が出たら早くに適切な治療を受けてください。

 

性感染症の治療について

抗生物質をクラミジア、淋菌、梅毒などの治療に使用します

自分だけでなく、付き合っているひとも一緒に治療することが良いこともあります→性行為で感染する病気のため、パートナーの方も治療をしないと感染を繰り返してしまいます。

 

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