泌尿器科について
泌尿器科について
泌尿器科は、排尿器官である腎臓、尿管、膀胱、尿道と、男性生殖器である前立腺、陰茎、陰のう内容(精巣など)を診療します。また、腎臓の上にある副腎というホルモンを出している臓器も対象です。腎臓、尿管、膀胱、尿道は「女性」にもありますので、当然「女性」の診察も行います。日常的に人間が行う「排尿行為」は、「赤ちゃんからお年寄りまで全世代に共通した大事な生理現象」ですので、老若男女問わず泌尿器科疾患にかかる可能性があります。
しかし、泌尿器科を専門にしている私からすると少し悲しい話ですが、あまり馴染みがないというのが現状かもしれません。「膀胱炎以外何を診ているかよくわからない」、「高齢の男性がかかる診療科」という声も聞いたことがあります。泌尿器科という領域自体が「他人に言いにくい」、「相談することが恥ずかしい」と思われやすいこともメジャーになりにくい一因になっていると感じます。
実は泌尿器科の守備範囲は広く、感染症から先天性疾患、生殖医療、内分泌疾患、がんなど多岐にわたります。また、内科系と思われることも多いですが泌尿器科は「外科」に属します。前立腺がんや腎がん、腎盂尿管から膀胱に発生する尿路がんなどの手術を行っており、実際手術を得意としている医師も少なくありません。私(副院長)自身も急性期病院で働いていた時は手術という外科治療が好きで熱心に取り組んでいました。
このように一見マイナーと思われがちですが、泌尿器の悩みを抱えている患者さんは意外に多いです。特に前立腺がんは男性のがん罹患率で1位になり、高齢化も進んでいますので泌尿器がんだけでなく排尿障害や尿路感染症のリスクは今後も高まってくると推察されます。いずれも早期発見・早期治療が非常に大切ですので、少しでも悩み事があればお気軽に受診してください。

当院の特徴
当院の医師は「日本泌尿器科学会専門医」の資格を有しています。私(副院長)を含めいずれの医師も市中病院でコモンディジーズと呼ばれる高頻度に遭遇する疾患から大学病院のような高次機能病院でしか経験しない重症疾患や希少疾患の診療に当たってきていますので、臨床経験は豊富であり市中の総合病院と遜色ない診察が可能と考えます。もちろん専門的な検査や治療が必要となった際にはしかるべき病院へ紹介いたします。
また当医療モール内には「CT」があるため、即日検査ができることも利点です。例えば尿路結石は種類や非常に小さい場合はレントゲンに写らないこともありますが、CTであれば種類にかかわらず小径の結石であっても発見できます。がん術後の転移再発の検査としてもCTが有効なので当院でフォロー可能です。エコーやレントゲンよりも精度は高いため、より詳細な検査が必要と判断されればCTをお勧めします。
昨今では当院だけでなく、様々なクリニックが地域の中核病院と地域医療連携を結んでいます。当院は済生会横浜市東部病院およびけいゆう病院、横浜市立大学附属市民総合医療センターが地域医療連携病院となっていますが、これは1つの医療施設だけでは対応できる医療に限界があるからです。また地域の中核病院も同じく、すべての患者さんを受け入れることは難しく医療資源的に限界があります。このような時は、入院が必要な患者さんを他施設にお願いしたり、外来は地域のクリニックにお願いをしたりと連携を取っています。このように地域中核病院とクリニックが双方向で連携を取ることが地域医療連携の理想的な形と考えます。


