弦楽四重奏ロアジカルテットの素晴らしい演奏
株)ドクターエージェントが主催するヨコハマフロントクリニックモールの内覧会にて4月27日から29日まで3日間、弦楽四重奏のロアジカルテットが素晴らしい演奏をしてくれました。
ロアジカルテットは1st violin 吉田篤さん、2nd violin 小関郁さん、viola 阿部哲さん(27,28日)・多井千洋さん(29日)、cello 多井智紀さんからなります。
ロアジカルテットのメンバーは全員東京藝術大学出身のプロミュージシャンです。
ロアジとはカルテットが定期的に演奏する東京都世田谷にあるイタリアンレストランです。
私、市村がこのレストランでがロアジカルテットがベートーベンの「運命」を弦楽四重奏で演奏するを観賞したのをきっかけにヨコハマフロントクリニックモールの内覧会に招聘することになりました。
まずは初日にはロアジデュオとしてテープカットの際に演奏していただき、花を添えてくれました。
午後には各1時間の2部制でロアジカルテットとしてたっぷり演奏していただきました。
午後の前半はベートーベンの「アイネクライネナハトムジーク」などのクラシックの名曲や私のリクエストしたQueenの「Bohemian Rhapsody」と「We will rock you」といったロックナンバーとバリエーションに富んだ演目でした。
1日目と2日目のviolaは阿部哲さんが担当
阿部さんもかつてロアジで演奏したことがあるそうです
1日目と2日目のロアジカルテットと
午後の後半はお待ちかねのベートーベン「運命」の弦楽四重奏です。
3日目はオリジナルメンバーであるviolaの多井千洋さんが担当
私は3日間を通してロアジカルテットの演奏を堪能しました。特に、本来は大人数のオーケストラで行う交響曲「運命」を弦楽四重奏で、さらにオーケストラに全く引けをとることなく、4人で再現してしまう吉田さんの編曲と4人の演奏技術に改めて感銘を受けました。
ロアジレストランと内覧会で合計4回も弦楽四重奏の「運命」を観賞しましたが、飽きることなく毎回聞くたびに感動してしまいした。
また、クリニックモールの音響もよかったようで ロアジカルテットのメンバー皆さまにも気持ちよく演奏していただいたようです。
ロアジカルテットの今回の反響は凄まじく、内覧会に来ていただいて多くの方々から「素晴らしい演奏であった」、「弦楽四重奏であれだけ見事な運命を演奏するなんて信じられない」、「また演奏を聞きたい」といった声を多数いただきました。
私自身もロアジカルテットのメンバーの皆さんと内覧会のイベントを一緒に行うなかで、親交を深めることが出来ました。
3日目のロアジカルテットのオリジナルメンバーと
あれだけ素晴らしいプロのミュージシャンと知り合いになれる機会などそうそうありません。
クラシック音楽の本場であるドイツ・ベルリンに住んでいて、ベルリンフィルを何度も観賞した経験からすると、日本ではまだまだプロのミュージシャンに対する敬意が足りないと私は感じています。
医療と音楽は離れた業界ではありますが、今回の内覧会をきっかけに、ロアジカルテットのメンバー皆さまとまた仕事ができるように今後を考えたいと思います。