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むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)

[2025.06.30]

むずむず脚(ムズムズ足)症候群(レストレスレッグス症候群)とは?

主に夕方から夜にかけて、脚に不快感が生じ、じっとしていられない状態になる病気です。

むずむず脚症候群の典型的な症状として以下の4つが挙げられています。

・足の不快感のために脚を動かしたいという欲求を感じることがある

・安静にしているとき、横になったり座ったりしているようなときには、脚を動かしたい欲求・異常な感覚が強くなる

・運動やストレッチなどで、体を動かすことによって一時的に改善することがある

・日中よりも夕方や夜間に症状がある、あるいは悪化する

この不快感は、むずむずする、ぴりぴりする、かゆい、ほてるなど、人によって表現が異なります。足を動かすと楽になるのが特徴です。睡眠障害や集中力低下の原因となることもあります。“足”だけでなく腕や腰、殿部(お尻)などにも起きることがあります。

むずむず脚症候群の原因は、特に、鉄欠乏性貧血や慢性腎不全、妊娠などが鉄分不足を引き起こしやすく、むずむず脚症候群を発症しやすくなると言われています。

脳内の神経伝達物質であるドーパミンの機能低下や、鉄分不足が関係していると考えられています。

 

 

むずむず脚症候群の予防と治療

むずむず脚症候群の原因のひとつとして鉄分の不足が考えられます。 症状が軽い場合は、食事による鉄分の補給やカフェイン・ニコチン・アルコールを控えるなど、日常生活を改善することで症状がおさまる場合もあります。また、症状に応じて薬による治療を行う場合もあります。

日常生活改善

生活習慣を見直すことにより、症状の改善が期待できます。

  • カフェインやアルコール、喫煙を避ける
    コーヒー・紅茶・緑茶などに含まれるカフェインは脚の不快感を強くするだけでなく、眠りを浅くすることがあるので、できるだけ摂取を控えるようにしましょう。アルコールや過度の喫煙も症状を悪化させることが知られています。
  • 鉄分を補充し、バランスのよい食事
    鉄欠乏が症状を引き起こす原因のひとつと考えられていますので、鉄分豊富なレバーやホウレンソウ、あさり、いわしなどを積極的に取りいれ、バランスの良い食事を心がけましょう。また、サプリメントで鉄分を補給することも効果的です。
  • ストレッチやマッサージを習慣にする
    規則正しい生活を心がけ、ウォーキングなどの軽い運動をするとよいでしょう。また、就寝前にストレッチやマッサージなどで筋肉をほぐすことも効果的です。

漢方薬が効果的なことがあります

むずむず脚(ムズムズ足)症候群(レストレスレッグス症候群)には抗てんかん剤や神経を修復する薬剤などの西洋薬を使うことがありますが、それでも改善しない場合には漢方薬が効果的なことがあります。

漢方薬なので症状を100%改善すると保証できるものではありませんが、今までに漢方薬により数多くの患者さんのむずむず脚が改善しました。

 

執筆者情報

日本とドイツの医師免許を持つ脳神経外科医

市村 真也(いちむら しんや)

【保有資格・所属学会】

  • 日本脳神経外科学会専門医
  • 日本脳卒中学会専門医
  • 脊椎脊髄外科専門医
  • 日本脊髄外科学会認定医
  • 日本がん治療認定医
  • 日本神経内視鏡学会技術認定医
  • 日本医師会認定産業医
  • 日本医師会認定健康スポーツ医
  • ドイツ医師資格
  • ドイツ脳神経外科学会正会員
  • ヨーロッパ脳神経外科学会正会員

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