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【医師監修】GLP-1受容体作動薬ウゴービによるメディカルダイエット

[2026.06.25]

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金曜午後はメディカルダイエット外来は行っておりません。

 

当院のメディカルダイエット外来では厚生労働省より肥満症治療薬の承認を受けたGLP-1受容体作動薬であるウゴービ(皮下注)を導入しております。

肥満症治療薬ウゴービの特徴

ウゴービは、脳の満腹中枢に働きかけて食欲を抑制し、胃の排出を遅らせることで、少ない食事量でも満腹感を持続させる作用があります。糖尿病治療薬として知られるオゼンピックと同じ成分セマグルチドを含有していますが、ウゴービは肥満症を適応疾患として国内承認された薬剤であり、より高用量(最大2.4mg)までの投与が可能です。

臨床試験で示された体重減少効果

大規模な国際共同治験(STEP試験など)において、その効果は科学的に証明されています。

エビデンス 生活習慣の改善に加え、セマグルチド2.4mgを投与したグループでは、約68週間の治療でプラセボ群と比較して有意な体重減少が認められています(Wilding JP, et al. N Engl J Med. 2021)。
当院の見解 日本人を含む臨床試験でも、高い減量効果が確認されており、生活習慣の改善を補助する強力なツールとなり得ます。

治療の流れと増量スケジュール

ウゴービは、胃腸障害などの副作用を最小限に抑えるため、少量から開始し、段階的に増量します。

  1. 導入期の投与
    0.25mgから開始し、4週間ごとに増量します。
  2. 維持期の投与
    最大2.4mgまで増量し、個々の耐容性と目標に合わせて用量を調整します。
  • ※オゼンピックやリベルサスとは用法・用量が異なるため、必ず医師の指示に従ってください。

注意点と安全性について

GLP-1受容体作動薬は非常に有効ですが、以下の点に留意する必要があります。

副作用 吐き気、嘔吐、下痢、便秘などの消化器症状が一定頻度で見られます。多くは体が慣れるに従い軽減しますが、症状が強い場合は早期の受診が必要です。
禁忌・慎重投与 膵炎の既往がある方や胆石症の方、妊娠中または妊娠を希望される方などは使用できません。
適応の判断 単なる美容目的ではなく、医学的介入が必要なBMI基準を満たしているか、また合併症のリスクがあるかを専門医が診察し、個別に判断することが不可欠です。

監修医コメント

GLP-1受容体作動薬は魔法の薬ではなく、あくまで食事療法や運動療法をサポートする薬剤です。当院では、単に処方するだけでなく、長期的な健康維持を見据えた生活習慣の指導を併せて行っています。安全に、かつ科学的根拠に基づいてダイエットに取り組みたい方は、ぜひ当院の院長外来へご相談ください。

ウゴービは1箱2本セットで

0.25mg: 17,600円(税込み)

0.5mg  : 35,200円(税込み)、1本あたり15400円

+診察料(3,300円、税込み)です。

参考文献

  • Wilding JP, Batterham RL, Calanna S, et al. Once-Weekly Semaglutide in Adults with Overweight or Obesity. N Engl J Med. 2021;384(11):989-1002.
  • 厚生労働省 審議会資料:新規有効成分含有医薬品(ウゴービ)の承認について.

最終更新日:2026年6月23日

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執筆者情報

日本とドイツの医師免許を持つ脳神経外科医

市村 真也(いちむら しんや)

 

【保有資格・所属学会】

  • 日本脳神経外科学会専門医
  • 日本脳卒中学会専門医
  • 脊椎脊髄外科専門医
  • 日本脊髄外科学会認定医
  • 日本がん治療認定医
  • 日本神経内視鏡学会技術認定医
  • 日本医師会認定産業医
  • 日本医師会認定健康スポーツ医
  • ドイツ医師資格
  • ドイツ脳神経外科学会正会員
  • ヨーロッパ脳神経外科学会正会員

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